野球にサッカー、柔道にテニス。剣道にバスケットボールに卓球に水泳に、バレーボールにバドミントン･･･！
地元・北海道のスポーツキッズが今年もザ・ノースカントリーゴルフクラブの1番ティに集結した。

ミスターと世界のアオキが見守る中で、いままさにスタートしていく選手たちと手と手をつないで入場行進。スポーツ全般の地元ジュニアの支援を続ける今大会では、今年も子どもたちが、思い思いのスポーツコスチュームで選手を誘導する“キッズエスコート”が行われたのだが、今年は子どもたちに連れられてくる当の選手たちこそ、緊張気味だった？！

JGTO新会長に就任した青木功と並んで、じっとその様子を見つめているのは、長嶋茂雄・大会名誉会長。レジェンド2人が待ち構える1番ティに、上がっていく心境といったら･･･!!

「ゴルフよりも、緊張しました」とは、優勝を飾った谷原秀人だ。その背中にミスターの視線を感じながら、この日最初のティショットを打った。そのプレッシャーに打ち克った時点で、谷原のこの日の勝利も決まっていたようなものだった？！

トッププロでさえ、プレッシャーがかかる大舞台をみごと、やりきった子どもたち。
前日2日の土曜日には、会場のザ・ノースカントリーゴルフクラブの10番ホールに設置された特設コースで、「スナッグゴルフ大会」が行われる予定だったが大雨のために中止となったのは、残念だったがスナッグゴルフの代表キッズたちも、この日改めて1番ティで“晴れ舞台”を踏んだ。

地元の子どもたちのみならず、出場プロにもとっておきのプレゼントをくれたミスター。
「抜群の安定感を誇る谷原選手の真骨頂ともいえる盤石な戦いは、チャンピオンにふさわしいものでした」と、最後は最終ホールで勝者を称えた。
「全米オープンでは改めて、世界の頂の高さを実感されたことと思いますが、日本ツアーを代表するトッププロとして、全英オープンでの活躍を心より期待しています」とミスターは、谷原に改めてエールを送った。

• 

• 

• 青木 功
• 谷原 秀人