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フジサンケイクラシック 2016

あるぞ、2週連続V! 石川遼が単独2位に

自身初の2週連続Vに向けて、好スタートを切った。4年ぶりに帰ってきた富士桜は、ますます飛距離が伸びて「PGAツアーをやってもおかしくないコース」と、米ツアーで戦ってきた石川でさえ、「長いですね。歩く距離も長くて体力的にも疲れる」と思わず、苦笑いも石川には2010年に、連覇を達成したときの記憶があった。

「このコースで勝てるということは、ゴルフのバランスが良いということ。あのときの、良いイメージが残っていた」と難コースで4年のブランクも、そつなく好位置につけた。

先週は、腰痛からの復帰2戦目にして、ツアー通算14勝目を飾った「RIZAP KBCオーガスタ」。5打差の圧勝をしたといっても、「最終日は上体に力みがあった」と、俳優の佐藤浩市さんとチームを組んで、自身初のプロアマ戦Vを飾った前日水曜日の18ホールも含めて、急ピッチの調整に励んで、この日はスタートの1番からドライバーで快打のバーディ発進。

535ヤードと距離のある5番のパー4こそ、残り240ヤードの2打目を右のラフに入れて寄せきれずにボギーとした。初日まずは富士桜の“モンスター”の攻略には失敗したが「前半よりも、後半にかけてより修正出来た」と13番のパー3では、ピンそばのバーディで魅せた。

17番のパー5では、270ヤードから2.5メートルに乗せて絶好のイーグルチャンスも作った。初日から、大勢のファンを引き連れ「富士桜は難ホールが続きますけど、やってて盛り上がる。選手のモチベーションをかき立ててくれるコース」と初日から、波に乗る。
「驚いてもらえるゴルフをどんどんやっていきたい」。復帰3戦目の快挙達成で、あっと言わせる。

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