SMBCシンガポールオープン 2016

2015年の最優秀新人賞! 宋永漢 (ソンヨンハン)が63をマーク(大会2日目、第2ラウンド)

2日連続のサスペンデッドが決まった大会2日目はひとまずクラブハウスリーダーとして、大会の中継局から、突撃インタビューを受けて、大きな目をクリクリさせた。質問は、英語でされるという。「・・・ゆっくり話していただかないと、分からない!」。
マイクを向けられ、ドキドキ。顔を赤くさせながら、なんとか聞き取って応えは母国語でした。

アジアと日本ツアーの共同主管で行われている「SMBCシンガポールオープン」は、大会2日目にして、日本で活躍する韓国勢が、自己ベストを更新する63をマークして、ふいにリーダーボードに名前を載せた。
シンガポールは、2006年にジュニアの試合で来たことはあったが、ここセントーサゴルフクラブで回るのは、これが初めて。「凄く難しいコースですけど、今日はパットが全部入った」。

5メートル前後のチャンスはもちろんのこと、この日は超ロングパットが2回も入った。そのうち「ハイライト」は、やはり4番。585ヤードのパー5は、フェアウェイからクリークでどうにか乗せた20メートル超のイーグルトライがカップに沈んだ。

お先に1日8アンダーで上がって、まだ第2ラウンドを済ませていない世界1位に呼びかけた。
「スピース選手と一緒に回りたい。だから、頑張って上に来てください」。
世界ランク1位の選手と回れるなんて、めったにない機会。「緊張するけど、嬉しい」と、25歳は週末の直接対決をご所望だ。

昨季は、最優秀新人賞島田トロフィを獲得しながら、初優勝はまだ。
「もちろん、今年は優勝したい」。
今週月曜日には、世界随一と言われるランドマークホテルのマリーナベイサンズを訪れ、記念撮影も済ませた。「マーライオンの写真も撮りました」。世界有数の観光地で、世界1位を破って、初金星なら最高だ。

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