大阪学院大学時代に多くのアマチュアの大会で活躍し、またツアー競技にも数多く出場していた長谷川もこの大会でいよいよジャパンゴルフツアーデビューを迎える。昨年末のＱＴランキング27位として、今年はチャレンジツアーをはじめ、前半戦は数多くのツアー競技にも出場のチャンスがある長谷川。

しかし当の本人は「開幕戦とはいえ、基本的にはいつも変わらない。とにかく１つでも上に行きたいと思う。チャレンジの試合に出るのは初めてですけど、楽しみ。」とすでに新人らしからぬ風格を漂わせていた。「ゴルフの調子は少しずつ上向きになってきている。このコースは広いけど、風も普段から結構吹くようだし、距離もそこそこある。結構難しい印象。グリーンも硬くて速い、傾斜もある。セカンドでしっかりピンを狙いやすい位置に置くなど、常に次のショットを考えていかないといけない。かつ狙えるところとセーフティに行くところがあるんで、きちんとメリハリをつけた攻め方をしていかないとだめ。」と、冷静にコースを分析して、すでにマネジメントを組み立てているところなど、ここでも大型新人の片鱗をみせていた。「しっかり上位を目指してやっていきたい。」と話す長谷川。明日からの活躍が注目される。

• 長谷川 祥平