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東建ホームメイトカップ 2017
さあ、ジャパンゴルフツアーの幕開けです!
今年も産土(うぶすな)の神が、共に開幕を祝ってくださった。今年も水曜日恒例の鏡開きは、おごそかな神楽の音色で幕を開けた。
上げ馬神事(あげうましんじ)でも有名な、コース近くの多度大社は、地元の方々の崇敬を集める古式ゆかしい神社である。古くは相撲や馬くらべなどの勝負事で、右方の勝者を祝して奉納されたという「納曽利(なそり)」の舞。今年もコースのパッティンググリーンを神楽殿に見立てて、特別に演じてくださった。
選手会長の宮里優作が、昨年覇者の金庚泰(キムキョンテ)と、主催の東建コーポレーションの左右田善猛・上席常務取締役と、大会イメージキャラクターの中村雅俊さん、石原良純さん、JGTO副会長の橋爪健康と共に“打ち出の小槌”を振り下ろした。
共に「よいしょ、よいしょ、よいしょ〜」のかけ声を一斉に、御神酒「上げ馬」で、今季残り25試合の成功と無事を祈って、共に一升枡を傾けた。
「今年は“共に歩む”のスローガンのもと、JGTOと我々選手がよりいっそう足並みを合わせて、中身の濃い試合をお見せしていくつもりです。みなさま応援よろしくお願い致します!」(宮里)。
この大会も、今年は早25回目を迎えて恩人の期待に応えようと、そのあと11時からのプロアマ戦でも選手たちの気合いが入った。