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東建ホームメイトカップ 2017

上井邦裕の今年の座右の銘は虎視眈々

こちらの中堅も、首位の星野には因縁の相手。つい先週は、チャレンジトーナメントの開幕戦。星野がプロ初Vを飾った「Novil Cup」で、2位に敗れたのが上井だ。

「あれは痛かった。久々に、悔しかった」と上井は言う。
「あのときは、自分でもチャンスだと思ったし、状態も良かったし、勝てる自信もあった」と、今季の主戦場で、みすみす勝機を逃した記憶は、今思い出しても反省しきり。

「でも“反省はしても、後悔はするな”と。そういう格言ありましたよね?」と切り替えて、迎えた国内開幕戦。

前半は15番から怒濤の4連続バーディを奪うなど、好スタートを切った。

隣県の名古屋商科大学でトップアマとして活躍し、2008年の初シード前から優勝を期待され続けたものの、果たせないまま15年にシード落ち。
昨季もファイナルQTで予選落ちを喫して、この今季の国内開幕戦は主催者推薦を頂戴しての登板に「出られる試合は全力投球。座右の銘は“虎視眈々”」。
チーム芹澤の兄弟子たちも愛する天然キャラも全開に、まずは先週のリベンジがかかる34歳の春だ。

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