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三井住友VISA太平洋マスターズ 2017

宮里優作は2位に「負け惜しみ」

最後の18番のイーグルトライもあとひと転がりだった・・・・・・
小平と3打差2位に終わった宮里は、「負けてもこうやって2位で終わることが大事」と、頷いた。「負け惜しみですが」と笑った。

賞金3位で迎えた今大会。2日目に先週まで1位のチャン・キムが棄権をして、賞金王獲りを公言する宮里には逆転の大きなチャンスがあった。

先週まで賞金4位の小平と、共に3打差の3位から出た最終日は宮里も懸命に、チャンスを伺ったが「今日はアイアンがまったく言うことをきかなかった。引っかかり気味だった。もう少し良いショットが打ちたかった。前半は波に乗れなかった」と序盤は足踏みが続いた。

11番で、連続バーディで必死に食らいついたが途中、2打差に迫るので精一杯だった。
「12番でしっかりとバーディチャンスに付けれなかった事が、その後に響いた。調子が悪いので、流れで良い方向に持っていかないといけなかった。そこを掴みそこねた」と、反省しきりだ。

小平には賞金1位も許したが、宮里もチャン・キムを抜いて、同2位に浮上した。
いずれも優勝賞金4000万円の残り3戦を控えて賞金差はざっと2000万円ほど。
「まだ智を捕らえられない位置でもない。来週に向けて」と、一昨年に勝った次週のダンロップフェニックスを見据えて「でも来週は、鬼が2人来る!」。

次週は昨年覇者のケプカと松山が顔を揃えて、当然ながら、敵は小平だけではない。
松山も揃えて招待外国人枠でひとくくりに「日本代表、頑張ります!」といっそう気合いを入れた。
「ギャラリーにならないように。フェニックスは自分のゴルフを貫いた人が上に来る。もう一度、自分のスタイルを見直しゴルフがしたい」。
賞金レースの渦中の選手会長が、宮崎で日本ツアーの意地を見せる!!

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