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カシオワールドオープン 2017

これからも、子どもたちに夢を

今年で37回を迎えたカシオワールドオープンは、2005年に大会主催のカシオゆかりのここ高知県に開催コースを移して、今年13回になる。

かの龍馬を生んだ故郷で賞金レースや、シード権争いが、もはやこの大会の風物詩となり、地元ファンに定着してきたのはそれ以上に、主催者の地道な社会貢献活動があったからだ。

毎年、大会を通じて集まった寄付金で、スナッグゴルフのコーチングセットを購入して地元の小学校や施設に届けて、本戦が始まれば、見学会やジュニアレッスン会や付帯イベントのスナッグゴルフ大会など、さまざまなイベントを通じて、絆を深めて来られた。

今年は、主催者が世界に誇るホストプロが2年ぶりに戻ってきて25日土曜日には昨年覇者の池田やベテランの宮本、上井や若い小鯛や秋吉らと共に、ジュニアレッスン会で触れあった。
特打の合間をぬって現れた石川遼の登場で、夕方の練習場に子どもたちのどよめきが起きた。腰をかがめて視線を合わせる様子に、寒空にも暖かさが満ちた。

そして最終日は、キッズエスコート。
土曜日に行われた「カシオワールドオープンキッズイベント第7回スナッグゴルフ大会」に参加した子どもたちと、一緒に1番ティに入場して歓声を浴びながら、出ていった石川は、1打差2位。
ホストプロが子どもたちを最後まで喜ばせた。

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