やっと壁を突き破ったのは昨年。今大会主催のセガサミーグループと所属契約を結んでちょうど10年目に、今大会初の予選通過を果たして改めて、肝に銘じた。

「とにかくこのコースで4日間プレーすることが僕の役目」と、ホストプロとして最低限の使命を胸に刻んだものである。

ツアー1勝も、5年前に左親指付け根を痛めてから、レギュラーツアーは今だ、出場権すらままならない。
今年もチャレンジトーナメントを中心に回る中で、最近は持ち味であるはずのティショットに不振を抱えて、“主戦場”では予選通過も、まだわずかに2試合。

今年もまた主催者推薦を頂戴した今大会から「何か、上昇のきっかけを作れたら」とこの今季自身のツアー2戦目には、同じ福岡出身のプロキャディを連れてきた。
その道、17年の坂井恵さんは昨年、池田勇太を賞金1位に導いたまさに女神だ。
「メグさんとのコンビで今年も予選を突破して主催者に良い報告が出来たら」。
同級生の賞金王にあやかり今年こそ、結果で報いる。

• 諸藤 将次
• 池田 勇太