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HEIWA・PGM Challenge II 〜 Road to CHAMPIONSHIP 2017
初日トップに躍り出たのは7アンダー伊藤誠道
鳥取県の大山アークカントリークラブ(鳥取県西伯郡伯耆町三部771-1)で144名の出場選手により2日間36ホールの闘いが始まった。
爽やかな天候に恵まれた第1ラウンド、いきなりのトップに躍り出たのはこの日イン組トップでスタートした伊藤誠道。前半で5つのバーディを重ねると、後半のアウトでも2つのバーディでスコアを伸ばし、7バーディノーボギーの完璧なゴルフで初日単独トップに立った。
今シーズンは肉体改造とスイング改造を経て、体重を5キロ増やし筋力アップも図ってきた。距離も「キャリーは10ヤード伸びた。270ヤードのバンカーも今は楽に越えられるようになった。」とパワーアップしたプレーを武器に初日から好調のゴルフを披露した。
好調の裏にはその距離だけではなく、「キャリーが伸びた分、セカンドのクラブも短くなった。余計にショートアイアンやショートゲームの練習を重ねるようにしてきた。」と伊藤が言うように、今日は7つのバーディのうち、2mのバーディパットが5つとショートゲームでピンに絡むプレーを続け、安定感の増したゴルフを展開した。
8月には1日競技ながらも「京滋オープン」で8バーディノーボギーの8アンダーで優勝。「久々の優勝だったし、ビッグスコアが出せるようなゴルフになってきた。」と明るく話す伊藤。「アマ時代から、毎年秋口から調子が良くなるんです。だから秋は好きですね。」
現在チャレンジツアー賞金ランク38位ながら、残り5試合でのランキング上位進出を狙っている伊藤。明日も勝って、正真正銘の「秋男」の誕生なるか注目される。