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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2018

祝・アジア大会金メダル!! 中島啓太さんが“凱旋”

先月のアジア大会で、団体・個人共に金メダルを獲得した中島啓太さんが、プロの試合に“凱旋出場”。

代々木高校3年生が、ラフの深い難コースで2アンダーは「凄い良いスコアで回れました」と、上々の滑り出し。
「ショットはすごく曲がってました」と、前半の14番ではティショットを右の林のさらにその先の15番のラフまで打ってしまった。「ひとまず15番のフェアウェイに出したんですが、そこから3打目をまたミス。4オン2パット」のダブルボギーも、すぐ次の15番では1メートルのバーディパットを獲り返してみせしぶとさを見せた。
「ショットは悪かったがグリーン周りやパットでカバーが出来た」と、片鱗を覗かせた。
初日の好スコアに、左手首を痛めて途中棄権をした今月初旬の世界アマでの後遺症もなさそうだ。

スタートテントで任意で配られた喪章には中島さんも、すぐに手を伸ばした。
共同主管のアジアンツアーの提案で行われたのは、米国アイオワ州で起きた、傷ましい事件を追悼するものだ。

当地のゴルフ場で殺害されたスペイン出身のアマチュアゴルファー、セリア・アロザメナさんとは面識はない。
しかし「同じアマとして本当に悔しいし、あってはいけない事件」と、中島さん。同じゴルフを愛する者として、深い悲しみの気持ちはスペイン国旗に模した、赤と黄色のリボンに込めて、プレーをしたそうだ。

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