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トップ杯東海クラシック 2018

お父さんはホストプロ!! 上井邦裕は「息子たちにも良い報告を」

勝ったら木を植えます。
4人息子の子だくさんも、一番上の長男はもう9歳。お父さんに似て、4人ともやんちゃ坊主は「ケンカばっかりしてイライラする」と、今週は車でわずか15分の自宅通勤も、「子どもに癒やされるとかは、もうない。うるさくて・・・」。
それはそれで、また楽しいホスト試合になりそうだ。

出身の大阪から名古屋に移り住んでもう20年余。コース近くの名古屋商科大学時代から世話になっている、ここ三好の所属プロ。

「初めて出させていただいた時は、練習ラウンドで1.5ラウンドしても全然、平気だったのに」。来月の誕生日で36歳になる今となっては、そんなのも、もはや遠い話だ。

まして今年は開幕直前に、左腕を骨折したばかりか、夏には損傷した右膝の半月板に水がたまって激しい痛みを伴いどうなることかと思った。
そして、先週には腰痛で途中棄権。
1週間の療養につとめて、なんとか今週に間に合わせてみたものの、満身創痍のホストプロ。

それでも今季は、トップ10入りが2回ある。
最終日こそ順位は落としたが、7月のセガサミーカップや8月の「RIZAP KBCオーガスタ」では、V争いでも盛り上げている。
「あちこち痛いところばっかですけど、なんとか頑張ってます。今年はここまで良い成績で来られた」と、ここ2年はシード権の不安もなく、恩人らも安心のコース入りだ。
4人の元気な息子たちも、週末は父親のゴルフ観戦を楽しみにしているという。
「もう物事が分かる歳頃なんで。“先週はどうだったの?”とか聞いてくる。地元でいいところを見せたいですね」。
頑張って、お父さん!!

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