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カシオワールドオープン 2018

初日4アンダーのホストプロ。石川遼が、まずは249個の電子辞書を寄贈

ホストプロは上々のスタートで、子どもたちの前に立つことができた。初日4アンダーを出した石川が、ホールアウト後に、地元小学校へのカシオの電子辞書の贈呈式に参加。

今季、国内開幕戦の直前にメインスポンサーのカシオ計算機との話し合いで「バーディ数と同数を全国の小学校に贈る」と決めた。
「ゴルフだけでなく、子どもたちの勉強もサポートしたい。教育にもゴルフで貢献したい」との石川の願いが今週、いよいよ形になった。
この日、初日に奪った5つを含めて、これまで計249個。
「今年は予選落ちをたくさんしてしまっているので…それだけラウンドの絶対数が少なくなって、となると自分の力が遠く及ばなかった印象」。

寄贈数には多少の不満も主催試合でまずはこの日、社会見学会を兼ねて来場してくれた大会の地元・高知県安芸市の伊尾木小学校と、同南国市の久礼田小学校の子たちに、カシオの高機能電子辞書「エクスワード」を手渡し、「カシオさんのおかげで、夢が実現できた」とホストプロはエビス顔。
「エクスワード」は、自身も杉並学院高校時代に愛用しており、その利便性に「僕は辞書が必要ない時でも授業で使って、先生に叱られた記憶がある。みなさんは、正しく使ってください」といたずら顔でアドバイス。
緊張気味の子どもたちから笑顔を引き出すことにも成功した。
次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場権もかかる今週。
押し迫る今年は、これからもうあと何個、子どもたちの手に届けることができるか?!

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