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中日クラウンズ 2018

石川遼はいいネタになる?! 豪華競演の最後にまた・・・

昨年覇者の優作と、凱旋の小平と、2日目こそ盛り上げ、再び3人の中でもっとも良い8アンダーで迎えた最終18番で、石川がまたやった。

ティショットを左の改造バンカーにまた入れた。ドライバーで打つと290ヤード前後地点に出来た深い罠。
2010年の最終日にギネス記録の58を出して、初制覇を果たした和合。
「昔から、何回も出場させていただきあのホールは、狙いがフェアウェイ左端と変わらない」。
4年ぶりの出場でも狙いどころは、そこはやっぱり曲げられずに初日に続いてまた入れた。
前日は、そこから直接グリーンを狙ってダブルボギーを打った。

「今日もグリーンの左から、思い切りスライスをかければ出来るかもと思ったが、その場合は番手が8番か7番になるので、厳しいと思った」と、この日は意外とすんなりレイアップを決断したが、逆にそれが仇となった。

この日は無事、1打では脱出して、フェアウェイからピンまで120ヤードの3打目。
「2打目の名残があってダフってしまった」。
深いポットバンカーからとりあえず、出した際のショットの残像に、引きずられた。
「2打目に、腰を深く落としてドンと打つ打ち方は全英オープンくらい。そのあとすぐに、アイアンショットを打つことはあまりないので。感覚の違いに気づかなかった」と今度はグリーン左のバンカーに入れて、前日に続いてまた、4オン2パットのダブルボギーだ。

結局、通算6アンダーで小平と並んだ。優作は、通算4アンダー。
「お2人とも安定していて、大きなミスをする気配がない。自分は大きなミスが2ホールあって、この位置にいられるというのは・・・。どう表現していいか分からない。いいネタになりますね」と、豪華競演の最後にまた違う意味で話題を作ってしまって自虐ネタ。
「これで4日間、ダボを打ち続けて勝てたらホンモノ」と笑わせた。
新選手会長は、やはりいろんな意味で、盛り上げる天才である。

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