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レオパレス21ミャンマーオープン 2018

ホストプロは14位に

大会は初回から3年目でひと区切りをつけることが主催者から発表された。2019年度以降は新たに主催試合を作る次の候補地として、ベトナムで調整が進められることになり、ひとまず最終年度のミャンマーで、誰より結果を残したかったのが今平周吾だ。

一昨年の11月に、レオパレス21と所属契約を結んでから、2度目の大会。「もっと上に行きたかった」と、14位タイに不満を残した。

最後まで、独特のグリーンに手こずった。「乾いていて、硬くてボコボコしている。でも、ピッチマークではないから直せない。良いストロークをしても入らないから、自信がなくなって余計に入らなくなる。1メートルでも気が抜けない。ストレスがたまっていく」。

イライラしながら回りを見ると、アジアンツアーの選手たちは苦もなく打っているように見えて、うらめしくなる。
「慣れもあると思う。日本のグリーンは本当にきれいだから。慣れていない僕らは考えすぎるから、良くないのかな」。

スポンサーに用意していただいた大会で、実際に経験を重ねてみて分かったことだ。
「今の僕のゴルフでは、海外では通用しない」と、現状を受け止めた。
「もっとショットの精度も上げていかなければいけない」とミャンマーで、改めてオフの課題を見つけた。
「今年は、2勝以上することが目標です」。
そのために、今季は専属トレーナーもつけた。
所属コースの「レオパレスリゾートグアム」で来月にも、まずは2週間の合宿も組むつもりだ。
4月の国内開幕では準備万端に、昨年賞金6位をさらに更新する活躍で主催者の恩に報いる。

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