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レオパレス21ミャンマーオープン 2018

第二の故郷できゅうきょ調整!中島徹が2アンダー

日亜共同主管の今大会で、フィリピンのシード選手が上々のスタートを切った。中島にとって、今季初戦は滑り込みの出場といってもよかった。

昨年12月のファイナルQTは20位。「去年はQT3位までしか繰り下がらなかった。だから自分が入れるとは思わず」。完全休養を決め込み、昨年末から1ヶ月もクラブを握らず、昨年8月のうちに予約しておいた家族とのハワイ旅行を満喫して帰ってきたら、1月5日に出場権利がおりてきたという知らせ。

慌てた。調整のため、きゅうきょ第二の故郷に飛んだ。
「フィリピンで、10日くらい打ち込んできた」。父親が、メンバーコースを所有していたことから、ゴルフを始めた頃からよく行き来していた馴染みの国
4年前に結婚した奥さんともなれそめも、フィリピンにある。
2013年からローカルツアーに参加して、同年には1勝を挙げた。今もシード権を保持しており、来月の開幕戦からまた合流するつもりだ。
英雄ミノザとも顔なじみで、今回も少しスイングを見てもらったり、何かと世話になっている。

「芝質は、ミャンマーと似ていると思う」と、その点では手知ったるコンディションでも、ひとつ贅沢な悩みを言えば、ここパンラインゴルフクラブが整備されすぎていること。

「フィリピンのグリーンは、もうボコボコ。でもここは、とても手入れが行き届いて、本当に素晴らしい仕上がりになっていて・・・。僕は汚いグリーンに慣れてますから。これだけキレイですと、あんまり有利でなくなっちゃう」と冗談を言いながら、好スタートを切った。

自身初のミャンマー。まさか出られると思っていなかったから、今週は沖縄旅行を計画していた。
「妻と、もうすぐ2歳になる子と。本当は僕が行く予定だった代わりに奥さんの母親が、いま沖縄に行ってます」。
家族でとっておきの土産話を持ち寄る。

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