Tournament article

i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2018

開幕戦から好調の梅山知宏が優勝に意欲!

 2018年AbemaTVツアーの第1戦「Novil Cup」で惜しくも1ストローク及ばずに2位タイに終わった梅山知宏。しかし好調はキープしている様子で、先週はツアートーナメント国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」に出場し、4日間を戦い切り通算1オーバーの42位タイでフィニッシュしている。
「先週の試合では、最終日の途中でスコアを落としてしまいましたが、ショット自体はいい感じです。今週こっちに入ってきてからもショットの感触はいいです」。

梅山は東北福祉大学ゴルフ部の出身で、同級生には松山英樹がいる。また、「東建ホームメイトカップ」で4日間通して安定したプレーを展開し、注目を集めた田村光正も同級生だ。「ああいうのを見ると刺激になりますね。自分もという気持ちになります」。
プロ転向後はなかなか成績が出せずにツアーへの出場の機会がなかった梅山だが、それでも努力を怠らなかった。そして少しずつだが着実に階段をのぼっている。
昨年は「LANDIC CHALLENGE 2017 THE 5th ASSOCIA MANSION GOLF TOURNAMENT」でプレーオフを制して初優勝を手にし、今年も序盤から内容の濃いゴルフを展開している。ネガティブな言い方をすれば同級生に松山がいたから学生時代に大きなタイトルを獲ることができなかった。しかし言い方を変えれば松山という大きな存在がいたからこそ努力し続けることの重要さを肌で感じることができたとも言える。

着実に地力をつけている梅山が、まずはAbemaTVツアーで今季初優勝を狙う。

関連記事