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ANAオープンゴルフトーナメント 2019

石川遼は出遅れ

石川遼は、厳しい顔で初日の輪厚を上がってきた。報道陣に囲まれると、Mロゴの帽子で顔のほとんどを覆い隠して、しばし無言…。

顔をあげ、息を吐きだし「今日はショットのほとんどがミスショット。よかったのは最後の2打くらい。本当に今日は大変でした」と悔しさをにじませた。

見せ場は、残り205ヤードの右の林から木の間を抜いて4メートルに乗せてイーグルを奪った5番くらい。

風速6.4メートルの強風と、初秋の北海道の冷え込みに、連戦の体がついていかない。
「体のキレが悪く、クラブがすごく重く感じた。それでも飛ばしたいから、腕に力が入ってリキみながらやっていた」。
前半の11番から3連続ボギー。14、17番でバーディも後半、伸ばしきれずにイーブンパーの42位タイと出遅れ。

「なんとかパープレーで、明日以降にすごくプレッシャーはかかりますけどとにかく予選を通って、そこから上位に行ければいい」。
15年大会を制したANAの契約プロが、まずは2日目の決勝進出を胸に誓う出だしとなった。

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