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ダンロップフェニックストーナメント 2019

今週、誕生日。米のホーマが狙う日本ツアー初制覇

3日目に松山英樹が入った組は、主戦場の米ツアーさながら。全米オープン覇者のゲーリー・ウッドランドを交えたハイレベルな顔合わせで、もっとも首位に肉薄したのが米1勝のマックス・ホーマだ。

「今日は楽しいペアリング。特にウッドランド選手とは、仲良しだし、お客さんもたくさんいて、とてもいい雰囲気でプレーができた」と、「66」で回った。

いきなりボギーが先行した1番から、出入りの激しい4ホールを経たが「5番からドライバーのフィーリングがよくなってきて、いい球が打てた。アイアンなど全部よくなって、落ち着いてできた」と、7番のバーディを皮切りに、5つスコアを縮めて通算6アンダーは、首位の今平と4打差。

「今日は1差か2差まで詰めたかったが、明日に向けていいポジション。しっかり優勝を狙っていきたい」。
今週、19日の火曜日に29歳の誕生日を迎えて、バースデーウィークでの日本ツアー初制覇をもくろむ。

<マックス・ホーマ>
1990年11月19日生まれの29歳。米カリフォルニア州出身。米1勝。
カリフォルニア大バークレー校の出身で、大学最終年にはNCAA「全米学生」個人優勝、オールアメリカン・ファーストチーム入り、ウォーカーカップ代表と大活躍を見せ期待を集めてのプロ転向だった。
デビュー戦のフライズドットコムオープンでは9位タイに入り、期待にたがわぬ活躍を見せたが出場8試合での仮メンバーの獲得には至らなかった。
翌年からウェブドットコムツアー「現コーンフェリーツアー」を主戦場に戦い以後はPGAツアーとの間を行ったり来たりしながら腕を磨いた。そして3度目の昇格を果たした今年5月のウェルズファーゴ選手権、3日目を終えて首位に並び最終日は5バーディ1ボギーの67でラウンドして待望のツアー初優勝。
今週、19日火曜日には29歳の誕生日を迎えたばかり。

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