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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2019

石川遼が2年連続の寄贈式で漏らした不満

逆転の賞金王には今大会を含む残り2戦で連勝が条件。初日は3アンダーの14位タイで、まずは望みをつないだ石川遼が、プレー後に寄贈式に臨んだ。

メインスポンサーのカシオ計算機の協力を受けて、昨年から始めた”バーディチャレンジ”。
「ゴルフだけでなく、子どもたちの勉強もサポートしたい。教育にもゴルフで貢献したい」と、国内ツアーで獲得した自身のバーディ数分の電子辞書を小学生に贈る取り組みだ。

昨年は、3個のイーグルを含む276台を、高知県と栃木県、静岡県の小学校に贈った。

今季は、この日初日を終えた時点で、8イーグルを含む263を数えて、残り3日と次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を加えれば、昨年の寄贈個数を超える見込みで「そうなんですか? 良かったです!」
まずは、この日来場した地元芸西村の芸西小学校と、香南市の吉川小学校と赤岡小学校の3校の児童にカシオの高機能電子辞書「エクスワード」を手渡し、喜んだ。

この日は、同組で回った堀川と、浅地と3人そろってボギーなしという珍記録のおまけつきで3つのバーディを稼いだが本人は、ひとつ不満もあるようだ。

「ノーボギーだったら4つか5つバーディを獲りたいところ。チャンスにつけたいのに付けられなかったところもある。5個バーディだったら、2個ボギーを打っていたかもしれませんが、内容的には僕はそっちの方が好きかな…」。
その計算でいくと、確かに、子どもたちへのプレゼントも増える。

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