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中日クラウンズ 2019

選手会長は平成の名残を噛みしめながら…

今年は改元を挟んで前代未聞の超大型10連休と重なった今年の中日クラウンズ。
開幕前日のプロアマ戦から多くのギャラリーが駆けつけ、今季国内2戦目の今大会で、自身の初戦を迎える選手会長はさっそく大忙しだった。
みんな石川遼を待っていた。
2期目の今季も販売を決めた各大会オリジナルのピンフラッグが、さっそく目の前に次々と差し出されれば、サインのし甲斐もある。
隣県の三重県で行われた先々週の「東建ホームメイトカップ」を腰痛で欠場したとあってはなおさら石川の登場に、沸いた和合。
「ボールを打ち始めて今日で4日目。治ったばかりで特に、腰の周辺の筋肉が固いという感覚はありますが、1日目に比べるといい方向に向かっていると思う」と、令和初日に行われたこの日のプロアマ戦は、ときおり強い雨交じりも笑顔で完走。
「今日うまくいけば、明日からはより安心して臨めるかなと思います」と日に日に回復を実感できている。

元号をまたいだ昨日、今日とコースにいるためお祝いムードはなかなか実感できずにいるが、それでも先日は自販機から出てきたお釣りの100円に平成31年の刻印を見つけて大事にポケットにしまった。
「31年は4か月だけなので。マークに使おうかなと思いました(ニッコリ)」。激動の平成を生きた選手会長も新時代の到来をかみしめながら自身の国内初戦を迎える。

※中日クラウンズオリジナルのピンフラッグは1枚2000円で、クラブハウス前テントとギャラリープラザで販売中です!!

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