Tournament article
フジサンケイクラシック 2019
”オタキャディ”と国内初タッグ。小平智が雪辱戦
最終日に後半の4連続バーディを奪って「65」の猛チャージを見せたのは、17年大会。
韓国のH・W・リューに追いつき、自身初のプレーオフに挑んだ。
だが「プレーオフは初めて。どうしたらいいかわからなかった」と、1ホール目にバンカー目玉のボギーで敗退。
「せっかくあそこまで行ったのだから、勝ちたかった」。
当時は古閑美保さんとの新婚初Vがかかっており、余計に悔しかった。
「今年、同じ状況になったらあのリベンジはしたい」と気合が入っている。
かたき討ちのお供をしてくれるのは、愉快なマネージャー。
先週3日目の18番グリーンで行われた「HKT48」のスペシャルステージで、完璧なオタ芸を披露してくれた三上諒(りょう)さんは、こう見えて、ジュニア時代はトップアマ。
国体では3つ下の石川遼と埼玉代表で共に戦い”Wリョウ”の異名をとったとか。
名門・日大では小平の1つ先輩というご縁で、今は裏方として後輩の面倒を見るが、主戦場の米では全米プロなど7試合ほどキャディとしてもサポート。
国内は、これが初タッグで今週こそその手腕に期待がかかる?!
「…いやダメっすよ」と、水を差したのはほかならぬ小平。「彼はまず計算ができない。歩測もしないし、お喋りに夢中になるとまったくスコアを数えられない」と、つれない答え。
ご本人も否定するどころか「僕は小平のただの話し相手で、バッグを運ぶだけ!」と、ニッコニコ。
米転戦中は、小平の趣味を無視して移動のカーステレオで「HKT48」の曲三昧。
アイドル大好き…! 今週は”オタキャディ”との愉快なコンビも見ものだ。