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日本プロゴルフ選手権大会 2019

新兵器を手にしたアトム

 週初めの豪雨とは打って変わって日差しが照り付けた第2ラウンド。コースのアップダウンに加え厳しい暑さが重なったが、重永亜斗夢が本日のベストスコアである7アンダーであがってきた。

 同組の時松に「今日は全部亜斗夢先輩に吸い取られたんで。(笑)」と言わせるほどパットが良く決まった。7番で唯一のボギーは、バンカーから2度打つピンチも、「ボギーパットが6mくらいあった。」とナイスボギーで収めた。

 アトムもまたフェアウェイキープ率の高さでこのコースを攻略していた。
前週から投入した新ドライバーがハマり、ダンロップ・スリクソン福島オープンの2日目はフェアウェイキープ率100%を記録。昨日の第1ラウンドも78.57%で5位だった。
 5月のダイヤモンドカップ時にそれまで1年愛用していたドライバーが反発係数を超えて使えなくなった。代わりのものを試行錯誤したどり着いたのが、契約しているキャロウェイゴルフの“エピック フラッシュシリーズ”、“スタンダード”モデル。
「オフの時に一度調整をして合わなかったのに急に合いだしました。」と本日もフェアウェイを外したのはわずか2回だ。

 石川や今平らと同じくアトムも“ぶっつけ本番”で大会に挑んだがここいぶすきゴルフクラブには来たことがあった。
「このコースは初めてツアー観戦に来たコースなんです。」
小学3年生の時にここで開催されたカシオワールドオープンを家族で観戦に来ていたという。田中秀道の大ファンで最終組だった秀道について歩いた。「当時はまだ東さん(矢野東)がアマチュアで出場していてキャディーが投げたボールを走って取りに行ったのを今でも覚えています。」思い出のあるコースに今度は出場する側として帰ってきた。

 「日本タイトルはあまり意識していない。」と話すが今シーズンは予選落ちなしと好調がうかがえる。10万馬力であと36ホールも乗り切ろう、、!

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