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ZOZO CHAMPIONSHIP 2019
小平&大槻。大親友が今週、揃って夢の舞台へ……!
日大同期で、ジュニア時代からナショナルチームで戦ってきた親友。
小平「トモハルは、もともと俺より上手かったよ」。
大槻「いやいやいや…。それはサトシでしょ」。
小平「だってそうじゃん、ナショナルチーム入ったのはトモハルのほうが先じゃん」。
大槻「でも、タイトルはサトシが先でしょ」。
小平「そうだっけ……?」。
部活のあと互いの家を行き来するほどの仲は、互いに追いつけ追い越せで頑張ってきた。その2人が翌週、最高峰ツアーの舞台に揃って上がる。
今季、5月の関西オープンでツアー初優勝を飾った大槻は2週前、出場対象試合の「ブリヂストンオープン」で、権利のある上位3人に食い込み米初出場。米1勝の小平智と共に、ビッグイベントに立つ。
「なんか…恥ずかしいね。プロになってから、サトシと一緒のところではまだやれてない。僕はずっと(チャレンジトーナメントの)Abemaで。やっとレギュラーツアーに行けた頃にはサトシはもうアメリカで。こんなふうに、レギュラーで話しているのも新鮮な気持ち」。
「それは、当然の結果。トモハルならすぐにトッププロの仲間入りをして必ず上にくると俺は思ってたし来週も、トモハルと一緒に出られるのがめちゃめちゃ嬉しい…!」と、小平は喜ぶ。
「来週は、向こうでもなかなかあのメンツは揃わない。絶対に楽しいと思うし、感じるものが全然違う。トモハルは今年はアジアンツアーでも頑張っているし、それを活かして。俺も頑張るから。いつか、世界の舞台でトモハルと一緒にやりたい」。
翌週に、胸を躍らせ将来の夢を語り合った。
夢の舞台はいよいよ24日に、千葉県の習志野カントリークラブで開幕する。
小平は「優勝争いすることが目標です」。
「僕はトップ10入り」と、大槻。
「トモハル…トップ10なら、多分(米二部の)ウェブドットの入れ替え戦に出られるよ。去年は(片岡)大育さんも、そんな感じで行けているから。トモハルにもきっとチャンスがある」。
「本当に……!? もしそうなったらお金がかかりそう。これからいっぱい稼がなくちゃ」と、急にそろばんを弾きだした大槻の様子を小平は、嬉しそうに見ていた。