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ZOZO CHAMPIONSHIP 2019
小平智はウッズとの同組に緊張。「僕なんか…」
どんなときも、強気のコメントに終始する選手が、「信じられない。緊張しています」。
小平智が、日本初開催の米ツアーで予選ラウンドをタイガー・ウッズと回る。
昨年の「RBCヘリテージ」で日本勢5人目となる米ツアーを制覇しシーズン2年目を戦うが、初出場を果たした同年のマスターズのパー3コンテスト時に、すでにウッズと面識があった奥様の古閑美保さんも交えて3ショット写真を撮ってもらうのが精一杯。
同組でラウンドするのは初めてだ。
「人の想像を超えることをしてのけるスーパースター。ゴルフを始めるきっかけとなった人。あこがれます。僕なんか、と思います」と、しおらしく言った。
ウッズと並び称されるフィル・ミケルソンと回っても、「やっと緊張しなくなって、普通にできるようになった」というのが最近。
しかしやはりウッズは特別で今回は、同組ラウンドを報道で知った友人、知人からも山のようにメールが届いて、その反響の大きさがまた小平の緊張を高める。
「ドキドキするくらいに」。
会場は前日の月曜日に引き続き、この日22日は大雨の練習日もまたすでに大ギャラリーを集めて「すごい人で、異様な雰囲気」。
のみこまれたくない。
日本ツアーでは、誰もが目の色を変えた今大会の出場権を主催者推薦で頂いた。
自分に期待をかけて、チャンスをくれた主催者のZOZO創業者の前澤友作氏。
「感謝しています。しかも、この組み合わせ。勉強になる。あこがれの人と回れて、少しでも得るものを。自信がつくように、次の試合に生かせるようにしたい」と、真摯に言った。
今回、初の”ホーム”での開催が、吉と出るのか。小平には皆目見当がつかない。
「日本人に有利なのか、パワーでねじ伏せられるのか。感じがつかめないが、日本で大きな大会を開催していただき刺激になる。日本で育った経験を活かして4日間やりたい」。
持ち前の負けん気を駆使して、プレッシャーを跳ね飛ばす健闘を誓った。