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Shinhan Donghae Open 2019
大槻智春が今週は韓国で、世界進出の突破口をにらむ
8バーディを奪った分、5ボギーは「もったいない」と、結局3アンダーの6位タイの初日は悔いも残るが今週は、フェアウェイが狭く、ラフが深い難条件だ。
「すぐにボギーが来るコースでもある。もう少し改善できればもっとアンダーが出る」と、すぐに気持ちを切り替えた。
5月の関西オープンでツアー初優勝を飾ってこの先2年のシード権を手にすると、さっそく世界に目を向けた。
昨末に挑戦したQスクールで6位に入り、アジアンツアーの出場権は持っている。
現在、米ツアーを主戦場とする日大同期で親友の小平智と同様に大槻もまた、ナショナルチームで活躍したジュニアのころから海外志向が強く、欧州との共催試合も多いアジアンツアーでもシード権が獲れれば、そこからさらなる世界進出も夢ではない。
志は高く、3週前にもインドネシアと台湾を旅してきたばかり。
史上初となる日本とアジアと韓国ツアーの”トライサンクション”が実現した今大会で結果を残せば、一気に道が開ける。
「どのツアーでも勝つのは難しいが、何度も優勝争いに絡むことが大事でその中で、ベストなゴルフができれば運よく勝てるものだと思う」。
冷静に突破口を探る。