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JGTO Novil FINAL 2019

失敗を糧にAbemaTVツアー最終戦に挑む塩見好輝の心構え

先週の「日本オープンゴルフ選手権競技」で最終日に衝撃的な負けを経験した塩見好輝もコース入りした。
「(日本オープンが)終わった時は出るか迷っていたんですけど、なにを偉そうに出ないとか言っているのかと思って。試合があってこそのプロゴルファーなので、どんどん試合に出ていかないとと思い直して、それで出場することに決めました」。

日本オープンでは最終日の14番ホールを終えた時点で2位以下に4打差をつけてトップに立っていた。自身も「これは優勝する流れだ」と感じていたと言う。だが、そう思った直後に15番ホールでダブルボギーを叩いてしまう。
「自分が望んでいたことではないし、想像通りではなかったですけど、今回のような結果になったのはなにか次に向けての収穫なのかなと考えてやろうと思っています。ぼくは結構、失敗してからうまくいくタイプなので。14番までずっと1位でやれた経験も初めてだったので、これからのゴルフ人生の糧になるかなと思っています」。

もちろん大きなタイトルを逃したショックがないわけではない。プレー後はとことん落ちるところまで気持ちは落ちたと言う。
「後悔はしましたけど、これからマイナスに感じながらゴルフをすることはないと思っています」。
塩見は冷静だ。AbemaTVツアーは攻めるゴルフをやり切らないと勝てないと分析する。塩見自身、日本オープンで優勝争いができたもののゴルフの調子は特別良いわけではない。だからこそ、先週の勢いのままに優勝争いをしたいのはもちろんだが、そう簡単ではないことも把握している。今週は自分のゴルフを見つめ直す3日間にしたいと塩見。どのようなゴルフを見せてくれるのか、注目したい。

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