今季のAbemaTVツアーでは開幕から３戦で13位タイ、９位タイ、３位タイと好調な滑り出しでいつ優勝してもおかしくないポジションにいた副田裕斗だったが、4月に右足首を捻挫してしまい、そこからゴルフの調子を落としていた。
「足首を捻挫したあとはテーピングをしたり、治療しながらやっていました。問題は痛みが引いたあとで、足をかばうような癖がついてしまって。今は全く痛みはないんですが、それからは逆球が出るようになったりして…。かなりゴルフの調子を落としていました。まだ様子を見ながらという部分はありますが、少しずつですが前のスイングができるように努力はしています」。

この日は５バーディ、ノーボギーの67という内容。今日のスコアに対してもまだ確信と言えるものはないようだが、それでも好スコアが出たことで少なからず自信に繋がっているに違いない。
４戦目以降は予選通過ができたのはわずか１試合のみ。今週の試合が終われば次の試合は約１ヶ月後となりいよいよ終盤戦へと入っていく。
スイングを調整するという意味では次の試合まで期間があることは副田にとってプラス材料と言えるが、よりいい方向へスイングを向かわせるためにも今週の試合は重要と言える。初日の好スタートを活かしてもらいたいものだ。

• 副田 裕斗