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TIチャレンジ in 東条の森 2019
パーオン率100%!塩見好輝が首位タイ浮上
この日も前日に続き厳しい暑さとなったが、そんな中で会心のゴルフを見せたのが塩見好輝だ。
首位と5打差の2アンダー32位タイからスタートした塩見は7バーディ、ノーボギーの65をマーク。通算9アンダーとして一気に首位タイに並んだ。
「今日はショットが良かったですね。パットがあまり入ってくれなくて」
パットが入らずに7アンダー?と思うかもしれないが、それもそのはずでこの日の塩見のパーオン率はなんと100%。7個のバーディのうち6個はピンについたバーディだったと言う。
「ゴルフの調子はここ最近良いんです。福島とかツアー選手権あたりから良い感触になって。あとはパットが入ってくれればと言う感じでした」。
自身のゴルフが好感触なのに加えて、今週は厳しい暑さがゆえに逆に冷静にプレーできていることが好スコアにつながっているようだ。
「これだけ暑いと自分が熱くなってしまうとわけがわからなくなりそうで。自分のプレーを外から見ているような感覚で冷静にプレーができているのがいいのかもしれません。明日もとにかく冷静にやりたいです。勝ちたいですね」。
また塩見と同じく通算9アンダーまでスコアを伸ばしたのが吉村明恭だ。初日に5アンダーをマークし、この日も4アンダーと好スコアを連発。AbemaTVツアーでも行動をよく共にしているという仲の良い北川祐生がツアー外競技ながら優勝を飾ったのがいい刺激になっていると話す。
また、所属コースである我孫子ゴルフ倶楽部の大先輩であり師匠でもある海老原清治から中途半端に守らずにとにかく攻めのゴルフをするようにアドバイスされたことが、ゴルフを良い方向へ導いてくれているようだ。明日の最終日も守ることなく攻めのゴルフを貫くつもりだ。