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アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 2021

「目標はマスターズとプロ優勝」@中島啓太さん

世界1位はだてじゃない©JGTOimages
世界アマランク1位の底力を見せつけた。
日体大3年の中島啓太さんが、今季4度目のローアマを獲得した。

予選ラウンドでは杉浦悠太さん(日大)や、河本力さん(日体大)、杉原大河さん(東北福祉大)らが上位を独占する中、初日は44位タイと出遅れ。
「特にショートパット。もったいないミスが多かったので、改善していきながら、ゲームプランを毎日変えた」。
強豪アマ7人がひしめく決勝ラウンドで、日に日に上昇。
強い雨風が吹いた難条件で、最後は最上位の13位で終えて「日本アマと同じ価値と思っていいのかな、と思っています」と、高評価を下した。

昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3位につけると続く「ダンロップフェニックス」で8位タイ。
そして、今年の「東建ホームメイトカップ」は2位。

今季出場3戦続けて、プロの試合で優勝を争ったが4戦目の「中日クラウンズ」は予選落ち。
「悔しい思いをしたのが今週の粘りに生きていたな、と思います」と、話した。

このあと、当面のツアー出場は未定だが、今年最大の目標は、「秋のアジアアマで優勝してマスターズに出ることと、プロの試合で優勝することです」。
松山英樹と金谷拓実もたどったルート。
「松山さん、金谷さんも達成されていますし、自分もその流れに乗っていきたい思いがあります」。
アマ界にもスター候補が着実に育っている。

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