前日初日の第1ラウンドの残りを消化しながら始まった2日目の第2ラウンドは、スタートが40分遅れた。

後ろから2番目の組で、午後2時5分にやっとコースに出た大槻智春が、最終ホールに来たころには18時を過ぎていた。

日没間際の太陽が、まともに目に当たった。
「西日が強くて、ショットが打ちづらかった。グリーンの傾斜も読みづらく、欲を言えばもう少し伸ばせた」と、心残りはあったが後半1番から3連続バーディを奪うなど、ボギーなしの「66」で上昇。

一緒の組で回った秋吉翔太が最後の9番で、アルバトロスを達成するなど、なんともにぎやかな中で2日目の首位獲りを成功させた。

20ー21年シーズンは、トップ10が8回。うちトップ5は5度もあり、好調は間違いないが勝ち切れない。

現在の賞金ランキングは6位につけるが、今季未勝利。
「明日、明後日に期待しようと思います」。
スタート時の選手紹介で流してもらえる「勝ちウタ」に選曲したのは、HIPPYさんの「君に捧げる応援歌」。
今度こそ、19年の関西オープンに続くツアー2勝目を獲りに行こう。

• 大槻 智春
• 秋吉 翔太