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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2021
「金谷くんはバラードかな?」選手会長も楽しみ。名物の勝ちウタも復活
選手会長でホストプロのゲンちゃんこと時松隆光は、木下稜介と金谷拓実と同組になった。
金谷は先週から、木下はまさに今週から、海外での転戦を経て、復帰初戦を迎える。
「お2人とも海外で揉まれて戻られたばかり。間に挟まれて、太刀打ちできるかどうか…」と、おどおどしながら「ついていけるように頑張りたい」。
せめて気持ちだけでも負けないように、スタートのBGMは気合の入る一曲をリクエストしておいた。
選手紹介時に流してもらえる「勝ちウタ」。
2017年大会から始まった「ゴルフ×音楽」の取り組みだ。
「この大会ならではですので。音楽が聞こえる中で、スタートするというのは普通ないので。僕ら選手も楽しみのひとつになっています」。
前回に引き続き、2年ぶりの開催で時松が選んだのは「誰もがご存知で、なおかつ盛り上がる一曲を」。
選手会長こだわりの選曲は、開けてからのお楽しみ。
選手同士でも、試合が始まるまでお互いのリクエスト曲は分からない。
「みなさんは何を選ばれたのかな?」と、想像するのもまた楽しい。
「たとえば金谷くんは……バラードですかね。なんか、僕のイメージはそんな感じなんですが」などと勝手な想像が、裏切られたりするのもまた一興だ。
「今週はお客様にも入っていただけますし、ギャラリーのみなさまにも喜んでいただけたら」。
地元福岡出身で、会場の姉妹コースの筑紫ヶ丘ゴルフクラブの所属。
「がっつりのホストプロ…ではないんですけど、とてもお世話になっています。結果でお応えしたい」と、気合が入る。
今週は、コースまで車で約40分の自宅通勤というのもありがたい。
「コロナで外食もなかなかできないこの時期に、母親の手料理が毎日食べられるというのは嬉しいですね」と、目じりが下がる。
「一番の好物ですか…? 決められないです。全部美味しいです。…って、言っとかなくちゃ叱られます」と、家族の支えに頭も下がる。