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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2021

出発前の石川遼から熱血レッスン。B社の松本将汰がファイト一発!!

真っ赤なウェアが松本。出発前の遼さんは熱かった
開幕前日に、たっぷり18ホールの練習ラウンド後も、最終ホールで石川遼の講義が止まらない。

渡米直前の置き土産ともいえる、熱血レッスン。

恩恵を受けたのは、プロ5年目の松本将汰(まつもと・しょうた)だ。

石川のバッグを担ぐ佐藤キャディは、地元・宮城の実家が互いに15分のご近所さん。また、佐藤キャディが東北福祉大の大先輩というご縁で、石川と初の練習ラウンドが実現。

「いやもう、本当に勉強になりました」と、感謝する。

「なんていうんですかね…。遼さんのゴルフ観といいますか、ご自身のゴルフスタイルまで語っていただいて…。それを、このブリヂストンオープンで聞けた、というのが本当に嬉しくて」。

13歳からクラブを使用させてもらって14年目。
2016年のプロ転向を契機に、大会主催のブリヂストン契約プロに加えてもらい、今年は推薦を受けて大会初出場も実現。

「恩返しの気持ちを込めて、頑張りたい思いでいっぱい」。
大事なホスト試合の前に”石川イズム”を継承できたことでますます感謝も募る。

まして次々週に、米二部「コーンフェリーツアー」の予選会を控えた石川は、今大会後にすぐ渡米予定だ。
「ご出発前にご一緒できたのは本当に光栄でした。リランキング(出場優先順位の組み直し)も近いですし、遼さんに教えてもらったことを生かして今週はトップ10とかトップ5とか…。ホストプロとして、大きな”一発”を実現できたらいいな」。
出発間際の石川にも、結果で餞別を送る。

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