Tournament article
中日クラウンズ 2021
金谷らが雨中の練習
2010年大会で「58」を出してギネスVを飾っている石川遼は、早朝6時30分ごろコースに着くなり一報を聞いた。
クラブハウスのレストランで朝食を取りながら、「しっかり体調を整え、万全の体勢で明日に備えたい」と思案。「このあとどうするか、これから考えます」と、いったん宿に引き上げた。
そのほか、現在賞金1位の金谷拓実は6時過ぎに、コースに到着。スタートの準備を始めていたが、初日は中止となった。
「昨日から天気が悪いのは分かっていましたけど、集中力を切らさずに準備は入念にしてきた。キャンセルになって残念だけど、いい休息も取れる」と、前向きに話した。
「試合が続いていたのでちょっとリラックスできるし、明日に向けてしっかり準備したい」と、しばらくコースに残って練習を続けた。
パッティンググリーンでは、偶然一緒になった先輩プロの堀川未来夢にYouTubeの出演を依頼されて快諾。
構えてから打つまでのショットの速さや、グリーン上でパターを胸の前に両手で捧げ持ち、ラインを読む独特のポーズの謎などを堀川に問われてその秘密をぶっちゃけるなど、有意義な時間を過ごした。
和合の練習場は午前中いっぱい解放され、ベテランの谷口徹や片山晋呉も一心に調整に励んでいた。
30日(金)に順延された第1ラウンドは、朝9時にスタートする予定です。