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ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2021
石川遼は劇パーからのV争い。無念の4位T→1日36ホール。大忙し
史上初のプロアマ形式戦は、無念の2打差で初代覇者を逃した。
本大会は、石川が2期目の選手会長時の2019年に、開催決定の発表がされたトーナメントだ。
コロナ禍による1年の延期を経て迎えた思い入れの1回大会を、優勝で飾ることはできなかったが、最後まで大いに盛り上げた。
出だしから、インターネットの生中継をざわつかせた。
1番ホールのティショットは3Wで打ったが、右の林から出す2打目で握ったのは1W。
「残り190ヤードくらいあって、木が低くて、アイアンで出すというのも難しくて。ラフじゃなくて松の葉っぱの上だった。直ドラで、スライスをかければハマるかな、と。40ヤードは曲げたかな」と、急カーブを描いて右手前のラフまで運び3オン1パット。
劇的パーセーブから始まる「64」で、V争いを繰り広げた。
後半は、パーでしのぐ場面が続いて最終ホールのボギーで終戦。
「最後のボギーは悔しかった。後半は惜しいパットも続いてしまって、そこらへんで波に乗れていたら面白かったかなと思う」。
結果は残念だったが、日本初フォーマットの今大会には大いに手応え。
「参加してくださったアマのみなさん、本当に上手でしたので、僕なんかはレギュラーツアーと変わらない感じでできた」と、4日間を振り返り、「この大会が、アマの方のひとつのゴールとして確立されていったら面白い」と、この後の発展に大いに期待を寄せると、24日の月曜日は慌ただしく、茨城県のザ・ロイヤルゴルフクラブで「全米オープン(6月17ー20日)」の最終予選に参加。
今頃、過酷な1日36ホールで奮闘している。
そちらもまた結果報告します!