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ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2021

史上2人目の「58」やホールインワン。史上初試合は最後までにぎやか

黄色のボード前で次々と快挙が。ソンヒョンが石川に並ぶ58
大量アンダーが続出した史上初のプロアマ形式戦で、極めつけは韓国の金成玹(キムソンヒョン)だった。
2010年の中日クラウンズで石川遼が出したツアー最少ストロークに並ぶ「58」をマーク。

大記録は、インスタートの裏街道から生まれた。
10番から3連続バーディを奪うと、13番パー4では残り70ヤードから沈めるカップインイーグルも飛び出した。

16、18番も獲って、「前半の7アンダーで、少し記録を意識しました。意識をすると守りになりがちですが、今日はなぜか果敢に攻撃プレーができた」と、後半は2番から2連続バーディ。

上りホールも圧巻だった。8番で1.5メートルを沈めて、最後9番は8アイアンの220ヤードを2オン。
この日2個目のイーグル締めだ。
なんともにぎやかなスコアカードで、スタートの62位タイから一気に11位と順位を上げた。

19年から日本ツアーに参戦するプロ4年目の22歳は、今年5月の関西オープンで3位の自己ベストも記録。
将来は、二部ツアーからの米ツアー昇格を狙っているそうだ。

そのほか、この日はやはり韓国出身のベテラン、H・Wリューが6番でホールインワンを達成。
「試合では初めて」という8アイアンでのひと振りで、主催のゴルフパートナーから賞金10万円を獲得して「今は食事も行けないし、大事にチョキンさせてもらいます」と、嬉しそうだった。
  • 10万円、いただきました!リュー

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