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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE 2021
開催コースとして全力で選手達のサポートをしたい
「私自身は怪我やイップスもあって、30歳手前でツアーを諦めて事業を立ち上げました。その一つが岩手県オープンです。今回、池田(勇太)プロがやっているようなトーナメントのプロデュースを事業としてやってきたわけですが、私もプレーヤーだったので選手の気持ちというのはよく理解しています。選手がこうして欲しいというものって必ずあるんですけど、どうしてもそれが(大会を)作る側に伝わらないことがあり、絶対に溝ができてしまいます。それなら自分で大会を作ってしまおうというのが岩手県オープンを立ち上げたきっかけでもあります」。
金谷氏は岩手県出身でゴルフをより身近なものに感じてもらえるよう、地元で様々な取り組みを実践している。練習場を経営して低料金でジュニアに開放したり、岩手県オープンではトッププロとアマが一緒にラウンドできるシステムを採用するなど、「あれば良いのに」を形にしてきた。だからこそ、今回の選手会主催という試みに関しても、できる限りサポートしたいと賛同していただいている。無観客というのは残念でならないが、その分選手達には最高のプレーでその思いに答えてもらいたい。