最初に、タイのスラジット・エンチャロヨンチャイが午後の4番パー3(165ヤード)でホールインワンを達成すると、今度は片岡尚之(かたおか・なおゆき)が、192ヤードの14番パー3で8番アイアンを使ってカップイン。
2人とも試合での達成は初といい、大会事務局からそれぞれ30万円を頂き大喜びだった。
ティショット後に目を離した隙に、ボールが消えていたという片岡は、「同じ組のロートンさんと、藤田(寛之)さんがあの優し~い感じで“ナイス”って。めちゃくちゃ嬉しかった」。
さらに、次の15番では10ヤードのラフから直接カップに入れて「2連続“チップイン”」と、幸運続きの1日だった。
ちなみに片岡は、2月の私的なプレーで人生初のホールインワンをしたばかりだったという。
「2歳からゴルフを始めましたが僕は(ホールインワンは)しない人なんだ、と。でも、そこから僕でもできるんだと、急にイメージが沸きました」と、さっそく試合でも“実践”。
「ホールインワンのおかげでアンダーパーで回れてスコア的にも助かりました」と1アンダーの23位タイにつけ、幸運の連鎖を喜んでいた。