安本は、プロ15年目の初優勝&一気に5年の初シードがかかる。
前日は3日目ながら、初の最終組を経験し、「朝イチから緊張したが、思ったよりひどくなかった。良い緊張感で最後まで集中し、感情も波立たずに1日プレーができた」と、大学先輩の池田勇太の訓示も守れた。
最終日は最終組のひとつ前に入った。
5差で走る堀川について「ミクムは何度か回ったことがあるけど守らせると相当上手いタイプ」と、冷静に分析。
「かなり厳しいと思いますが、自分で決めたことをやるしかない」と、自分に命じた。
三島育ちの吉田は、3日目の上がり連続バーディでV争いに望みをつないだ。
4番パー3で、池に入ったと思ったティショットが地面に戻ってくるなど運も味方に、「ミクムさんが崩すとは考えられない。自分がビッグスコアで優勝できるように頑張ります」と、尊敬する日大先輩の背中を懸命に追う。
そして、今季2勝目がかかる池村の武器は、なんといっても爆発力だ。
時に直ドラで打つドライバーのティショットは飛ぶだけでなく、スイングフォームの美しさも魅力。
「74」とスコアを崩した第2ラウンドが悔やまれるが3日目の「64」で戻ってきて、最終日の最終組に割り込み「楽しみ」とニッコリ。
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