「凄いですね」と、同組に組まれた河本力(かわもと・りき)の飛距離にスタートから改めて感服。
「飛距離もそうですし、球質も全然違う。あの実力は日本では…。すぐに海外に行くと思う」と前半、互いに4つ伸ばした好プレーの合間に今後の方向性について、熱心に語り合っていた。
「飛べばアドバンテージ。飛べば凶器」と、称する河本の怪物ぶりも、「今日は全然曲がっていなかったので。太刀打ちできない」。
この日は、日本一曲げない稲森佑貴も同組とあって、余計に対比が際立ち「別コースで回っているみたい。あそこまでくると、飛距離で戦おうと思わない」。
笑って降参しながら、「僕は先に内側につけられるように。ケガなく18ホールやろう」と、コースマネジメントに徹して星野陸也とプレーオフを争った2020年大会の最終日に次ぐボギーなしラウンドで、最後は河本に2打リード。
前半最後18番のバーディは、奥から30ヤードのチップインだった。
笑顔を振りまくと、グリーン周りで座って見ていたギャラリーが次々と立ち上がり、後半の9ホールにぞろぞろとついていった。
結果が良くても悪くても、ムキムキの背中をピンと伸ばして闊歩する様子はいつも楽しげで、自然とファンを惹きつける。
YouTube「堀川未来夢チャンネル」の登録者数はすでに23万人を越えた。
旬の選手のクラブセッティングを紹介する好評のシリーズでは先週の「Sansan KBCオーガスタ」でツアー初優勝を飾った直後の河本をつかまえさっそく収録。
「あとはいちばんホットなタイミングで出すだけです」と、急ピッチで編集中だ。
今年の選手会副会長でもある人気ユーチューバーは、「成績と共に再生数にも変動がある」と分析し「成績を出せばそれだけ見てもらえるし、あとは地道に、マメに更新し続けること。頑張ります!」。
コースの中でも外でもファン獲得に熱心だ。