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ANAオープンゴルフトーナメント 2022

スギちゃんこと杉山知靖が新改良の輪厚を熱血リポート

この夏の出張ラウンドが好発進につながった。
プロ8年目のスギちゃんこと杉山知靖(すぎやま・ともやす)が、ボギーなしの「65」で7アンダーの3位タイにつけた。


「ティショットはほぼフェアウェイ着弾。ショットがめちゃくちゃよかった」と、好位置から確実にピンに絡めてバーディチャンスもほぼ1~2メートル圏内。

3番が一番長くて、8メートルもあったがベテランハウスキャディさんの好アシストも力にこれも沈めた。



2016年のプロ転向時から、現在の所属先「中央日本土地建物グループ」が運営するレイクウッドゴルフクラブ(神奈川県)の“社員プロ”として契約。接客業や、コース監修のサポートにも携わり、ツアー転戦時もついその観点で、開催コースを“視察”。

今大会の輪厚(わっつ)は、このほど実質4年の改良が終了したばかりだ。


「まだ少し新しい感じはあるんですけど、これが落ち着いてきますとかなり良くなるのではないでしょうか。洋芝でここまで状態よくできるというのはなかなか難しい。刈り残しが全然なくて、綺麗だな…」と、絶賛する。

池が増えたり、バンカーが改良されたり景色の変化も7月の長期休暇に大親友の稲森佑貴(いなもり・ゆうき)と回りにきて下見もばっちり済ませてあった。


その際に、速さや固さを“リポート”にして持ち帰り、自身の練習コースのナセリ(芝養成所)に輪厚のグリーンを再現。

攻略に励んだ成果を初日から、さっそく出せた。

「コース管理の方々に感謝で一杯」。
昨年のブリヂストンオープンに続くツアー通算2勝目で、ホームコースに改めて出張報告する。

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