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ANAオープンゴルフトーナメント 2022

南のタイガは北でも暴れる。19歳の長野泰雅「全部自分で」3位タイ

南のタイガが北でも暴れる。
新人の長野泰雅(ながの・たいが)が好位置につけている。


12日月曜日の予選会「マンデートーナメント」で上がり5ホールで3バーディの追い上げ。
カットラインの2アンダーで「ギリギリ突破」し、今季6戦目の本戦初出場を果たすと、初日は後半3番から3連続バーディで上昇。

2度のピンチもしのいで、ボギーなしの「65」で回ってきた。


6位と大健闘した地元福岡での新規開催「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」でバッグを担いでくれたお父さんはいま、タイで2ヶ月のロングバケーションを満喫中だが、「いなくていい」と、つれないのはプレー中の歩測や、番手選びもラインの読みも、本来は全部自分でやるのが好きだから。


「こないだも父親が指導してくるのでうざかった」と、ぶっちゃけトークで「人に言われて違っていたら嫌。全部自分でやって、間違ったら自分の責任」と、まだ19歳のプロ根性で、今週は大会が用意をしてくれたアルバイトの学生さんと、ニコニコタッグ。




北海道大学の歯学部に通う千葉美都理さんは、ゴルフ好きのご両親が命名された「みどり」の名のごとく、ゴルフ部に在籍するが、「始めてまだ1年半ほど。私はただバッグを運んでいるだけです」と、控えめなのがむしろ長野にはいいらしい。

プロキャディも初体験という千葉さんにはラウンド中のバッグの置き位置や、グリーンの立ち位置など、懇切丁寧に教えてあげたり楽しくおしゃべり。


「全部、自分が思ったとおりにプレーができる」と、のびのびと好発進した。

直近出場の「Sansan KBCオーガスタ」もまた地元福岡の大会で、初日に2位タイ発進だったが北上し、北海道でもまたいい存在感を出している。

先週の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で史上最年少の初優勝を飾った川崎春花選手は同い年。
すぐにラインで祝福しながら「負けれんです」と、博多弁でメラメラする。

石川、松山、黄重坤(ハン・ジュンゴン)に次ぐ史上4人目の10代優勝も見えるが、「それより今はシード権」と、希少なチャンスに燃えている。

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