今朝は9時半からコースに出たが、明らかに本来の状態ではなかった。
スタートの1番でティショットが右に大きく曲がった。
リカバリーの2打目はグリーン手前まで運んだが、きわどいパーパットは外した。
2番では、右手前のアプローチを左サイドの刈り込みに外すなどミスが止まらず、ボギーは棄権を申し出る4番まで続いた。
「おとといからちょっと張りがあった」という。
それでも、水曜日のプロアマ戦と、前日の第1ラウンドはなんとかこなしたが、「思ったような動きができなくて。昨日も治療をしたが、悪くなったような感じがしました。ゴルフができるような体の状態ではなくなった」と、症状を説明する間もずっと椅子に両手をつき体を支えていた。
棄権理由は腰痛だが、「足とか、股関節とか、臀部とか…。下半身が凝り固まっているような感じ。動き出しなど、どうやって踏み出せばいいのか…」と、この日は朝から歩くのも困難そうだった。
打間点ではクラブを杖のようにしてそろそろと歩行し、打順を待つ間も芝生に手をつきストレッチをするなど、ラウンド中も懸命に回復につとめる場面があったが、それも限界だった。
「残念です」と、うつむき「しっかりと治さないといけない。少し様子を見て、長引くようなら病院で見てもらいます」と話し、「本当に申し訳ありません」と、頭を下げた。