初日のプレー後に贈呈式を行い、「僕の小学校のころの辞書はものすごく分厚くて重く、調べるのも大変でしたが、カシオさんが作られたこの小さな機械の中にはものすごい情報が詰まっています。ぜひ活用してくださいね」などと挨拶した。
「運動だけでなく、子どもたちの勉強もサポートしたい」という石川が、毎年1シーズンに獲得したバーディと同数の電子辞書を購入し、全国の小学校に届ける取り組みをスタートさせたのは、2018年から。
今回は、統合の20ー21シーズンに奪った291個のうち、30個を郊外学習で会場を訪れていた安芸市立穴内小学校の子どもたちに手渡した。
自身の中学時代には、同じ埼玉県松伏町出身で、元バレーボール選手の石島雄介さんの学校訪問があり、「間近に見て、すごくかっけーなと刺激を受けたことが、今でも忘れられない思い出です」と明かし、「きょうはこうやって、ゴルフ場まで足を運んでもらって、こういう世界もあるんだと。ちょっとでもみんなの刺激になってくれればうれしい」などと話した。
ちなみに、3アンダーの「69」で回ってきたこの日初日のバーディ数は5個。
来季の寄贈に向けて、「それもモチベーションになります」と、ここからまた着々と積み上げていく。