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For The Players By The Players 2022

ベテランも燃える! 初モノ尽くしの新規大会、開幕です

ポイントターニーで争う試合は、1990年から98年で開催したアコムインターナショナル以来。
(※大会自体は1983年から、ダブルスやストローク戦に形態を変えながら、2006年まで開催)。


98年の同大会では、現在は主にシニアツアーで戦う横尾要が46ポイントで初優勝(通算5勝)を飾っている。

選手会事務局長の宮里優作がプロ転向したのは2002年だから、同大会への出場経験はないが、かつて同競技方法が採用されていたジ・インターナショナルなど、「米ツアーで何度か経験している」といい、「1バーディー、ノーボギーよりは5バーディー2ボギーの方がポイントが高いので、結構ピンを狙っていけます」と、男子ゴルフでは、実に24年ぶりに実施の競技方式にも慣れた風。


「ダボ以上はすべてマイナス3なので、あとはもうピックアップしていいと話しています」などと、不慣れな若手選手たちには指導も。


「この競技方式は、選手のスキルアップにもつながると思います。特に若手はこの試合を次への活躍に活かせるよう、ひとつのモチベーションにして欲しいと思います」と、奮起を促し、「コースはグリーンにアンジュレーションがありますが、めちゃくちゃ綺麗に仕上がっている。メリハリをつけて行かないと」と自身も、地元群馬出身のベテラン、矢野東(やの・あずま)との練習ラウンドからいつもとは趣向を変えた競技方式を、身に染ませていた。


優作&地元群馬の矢野東ら、ベテラン勢も燃える。新規大会の開幕です


JGTOが発足したのは1999年と、主催者もまた未体験。
初の競技方式に、成績の反映法やスムーズな進行など運用方法に頭を悩ませ、試行錯誤のうちにきょう6日、開幕の日を迎えた。


昨年の開催決定時は、5月の実施で発表した。

だが、新型コロナウイルスの感染拡大など諸処の準備に時間を要して、この時期に日程を変更した経緯がある。

できるだけ多くの選手に出場の機会を持って欲しいが、日没との戦いなどもあるということで、通常トーナメントでは3人1組のところを、今回は異例の4人1組のペアリングで設定するなど、工夫を凝らした。


「地方オープンでは4人で回るところも多いですし、プロ4人は早いですよ!」と、宮里。
「本当に初めてのことなので。JGTOも選手のほうも、やりながら…」。
第1回を契機にこれから時間をかけて、みなさまに長く愛されるトーナメントを目指す。
JGTO主催、選手会共催の新規大会はいよいよ初お目見えです。

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