「キャディさんの言うとおりに打ってる」と忠誠を装いながら、3番で1回だけ禁を破った。
刻んだほうが安全ホールで「スプーンすかあ…!」と、神田キャディに突っ込みを受けたが止められても打ってみたくなるほど1Wが好調。
さらに頼りの杖の中尺パターが絶好調。
「今週は両足がくっつくくらいにスタンスして、左足を引いて構える」と、変化を持たせて入れまくり。
「福岡はゴルフへの熱がかなり高い。開催していただいて本当にありがたい」と、感謝しまくりの新規試合で好発進だ。
開幕前日には、腰痛の素振りはいっさい見せず、地元小・中学校の特殊学級で学ぶ生徒さんたちと「スナッグゴルフ体験会」を楽しんだ。
障がいを持つ方々を、ポジティブに表現した「チャレンジド」の名称を冠する新規試合で、同日に行われた「チャレンジド・プロアマ」に、宮里もかねてより親交がある秋山卓哉さんも参加していた。
「ほとんどのプロがあまり障がい者と回る機会がない中で、すごく良い試みだと思います」。
主催者のこだわりが詰まった新規試合で、41歳のぎっくり腰もシャンとなる。