先週のイギリスから北海道に移動してきた選手は6人。
岩田と比嘉、金谷、平田、蟬川らと共に現在賞金1位ももちろん、急いで戻った。
中島啓太(なかじま・けいた)は昨年9月にプロ転向し、初めて臨むプロ日本一の決定戦。
日曜日に帰国し、月曜日に休養し、火曜昼に会場入りしたが、前夜は1時間半しか寝られなかった。
アマ期から、マスターズなど海外経験豊富だが、「時差ボケが苦手で・・・」と、水曜日の前日練習も、インの9ホールにとどめて引き上げた。
「ちょっと大変ですけど。試合までには大丈夫です」と、初日の朝7時55分のスタートまでに、急ピッチでまずは体調の回復につとめる。
2年連続2度目の「全英オープン」は、2日目の上がりわずか3ホールの4オーバーで初の決勝進出を逃したが、練習ラウンド時に松山英樹に「ちゃんとインパクトで強く打てるようになったね」と、課題のパットで成長と変化を感じ取ってもらえたのは、大きな収穫だった。
「悔しかったですけど、引きずることはなかった」と、気丈に「今週は今週でしっかり切り替えて、優勝目指して頑張りたいです」。
プロ日本一の称号で、賞金1位の実力を確たるものにする。