午前組が終わった時点で、豪州のケネディと、同組の平田と並んで暫定の首位タイにつけたが、「7アンダーくらい伸ばす選手が出ると思っていました。正直、4アンダーでトップに立てると思っていない」とスコアボードに目を見張り、「自分が出来るベストのスコアだったと思います」と、ボギーなしの「68」に、汗を拭った。
「もう少し・・・ショットかな。思ったとおりに球が打てなかった」と、後半アウトのフェアウェイキープは1番ホールだけ。
全体を通して深いラフに捕まる場面が多かった。
「ショートゲームで助かった」と、ティショットを左斜面のラフに落とした序盤の13番パー3も「かなり力を込めて打ちました。想定外に良い結果」とアプローチでセーブし、第3打がラフからになった「6(ボギー)覚悟」の17番も「5」でしのぎ、1992年以降としては最長設定となる270ヤードの8番パー3はラフから寄せきれなかった4メートルもナイスパー。
よしゃー、と声も出そうなガッツポーズも飛び出し「もっと悪くなっていてもおかしくなかった」というピンチをことごとくはねのけ、「なかなか楽しい1日でした」と、薄氷の4アンダーには苦笑いもこぼれた。
今年も、夏恒例の涼しげなハット姿で登場し「360度ですね」と、顔回りを直射日光からぐるりと遮断。北海道としては異例の暑さも「かかってこいやという感じw」と、クールにはねつける。