4日間合計でも最多の2万675人を集めた。
2017年から、ゴルフ×音楽をコンセプトに、趣向を凝らした会場イベントは毎年、バージョンアップ。
特にメモリアルイヤーの今年は、熱気球や競技前のコースで朝ヨガ体験ができるなど、あっと驚く仕掛けで盛りだくさん。
芥屋(けや)の夏フェスは特に、ことし大盛況で閉幕した。
常に挑戦と、革新を続ける主催者のみなさんの努力には、頭が下がるばかりだ。
とりわけ、JGTO会長の青木功には、いっそう心に染みる50回目の記念大会となった。
最終日のスタート前に、1973年の第1回を含む大会3勝の歴代覇者として、メモリアルショットを披露。
世界各地で通算51勝を誇る世界のアオキが「チョロするんじゃないかって、試合の時より緊張したよ。必死で打った」。
思った以上にまっすぐ行って、安堵の息が出た。
3勝のうち、1980年と86年がバースデーVだった。
今年の最終日は8月31日には4日も早かったが、主催者のみなさんが会場で、来る81歳の誕生日を祝ってくださった。
バースデーソングの大合唱を背に、ろうそくの火を吹き消し、「こうして毎年ここでお祝いしていただくたびに、若返る気持ちになります」と、エビス顔。
特注ケーキに乗っかった特別協賛「Sansan」さんのオウンネームが入ったゴルフボールチョコをつまんでパクリと頬張り「美味しいよ」と、メモリアルイヤーの誕生日を噛みしめた。
お礼の言葉に改めて、深い謝意を込め「こんなにも長く大会を開催していただいて、本当にありがとうございます」。
「Sansan KBCオーガスタ」はいつ来ても、サンサンと熱く温かい。