口癖は「ビバ!買い物!ビバ!ポイント!」・・・などなど、冒頭に「ビバ!」をくっつけて喋ってしまうという特徴を持つそうだ。
この日、水曜日のプロアマ戦中は、車で休んでいるように言われていた“ビバすけくん”だったが、そのうち退屈になり、ハーフターンでホストプロをお出迎え。
「ボールで遊んどく?」と、おもちゃをもらってたちまちゴキゲン!
“ビバすけくん”ももうすっかりなついている。
ベテランの深堀圭一郎(ふかぼり・けいいちろう)が三井住友カードとスポンサー契約を締結したのは昨夏。
折しも大会は、50周年を控えて準備に奔走されていた時期で、深堀もベテランのホストプロとして盛り上げのお手伝い。
たくさんのギャラリーを集めて、記念大会は大いに盛り上がった。
2年目の今年は、さらに心強い助っ人が加わった。
石川遼が、6月から同社と新たにスポンサー契約を結び、深堀と共に大会アンバサダーに就任した。
9日木曜日のプレー後に、きゅうきょ石川によるゴルフクリニックの開催が決まるなど、今年はイベント尽くし。
「リョウは年齢を重ねるごとに責任感が増していて、自分のやるべきことにすぐに対応できる。ほんと、良い選手に成長していると思う」と、深堀。
年下のアンバサダーの活躍に、目を細める。
「苦しみを乗り越えて、選手としても新しい石川遼を作り上げている。僕も、さらに強い石川をもっと見たい」と、今年は連覇による大会最多の4勝を狙う石川にも期待をしている。
「・・・・・・えっ、僕は?」と、本人は笑いながら、「昨日の前夜祭と、きょうのプロアマ戦が終われば、僕の仕事はもう98%ほど、成功したもの」。
シニアツアーに軸足を移した深堀にとって、今季のレギュラーツアーはこれが2戦目。
「僕が一番に願うのは、最後にみなさんに良い大会だった、と喜んでいただくこと。リョウが提案してくれたアイディアを、責任を持って回収するのも僕の役目」と、あえて黒子に徹して奔走する構え。
「今の男子ゴルフは若い子たちですごく盛り上がっているし、今週は自分もその一員としてプレーできることはこの上ない楽しみですし、この場をサポートしてくださるスポンサーのみなさんに、心から感謝したい」と、改めて頭を下げた。
ちなみに深堀によると、“ビバすけくん”は、千葉県浦安市に住む超人気ネズミさんと同様に、一場面に一匹しかいないという設定だそうだ。
本戦中にも再来場してくれる予定。
そのときもまた、愉快な3ショットが撮れるかな・・・・・・。
※ビバすけくんの来場日が変更になりました。きょう木曜日と日曜日の予定です。